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2019/02/26

M様邸の6年後

M様邸の6年後

今回は6年前に当社で家を建てていただいたM様邸へお邪魔させていただきました。

奥さまに打ち合わせや6年経った現在の様子をお聞きしてきました。



M様邸は、将来お父様が同居なさることを前提に、 ご主人、奥さま、お父様
の3人の思いがこもったお家です(^-^)/


お父様は、間取りや家の雰囲気などは「自由にやっていいよ!」と、ご夫婦の意見や気持ちを尊重してくれたと言いますが、
・和室をつくってほしい
・無垢材をつかってほしい
という、2つのご要望はあったそうです。

「和室は、使うかなぁ」と思ったんです。と、奥さま。

でも、実際はお正月やイベントの際に多くのご親戚が集い、楽しい時間を過ごす場となっているそう(*^^*)

和室は畳に直に座れて足を伸ばせたり、畳独特の香りや圧倒的なくつろぎやすさが大きなメリットと言えます。

多くのご親戚が集う場となるM様邸。洋室のリビングと異なり、座布団を敷けば椅子の数を気にせずお客様を迎えることができているそうで、「和室があって良かった!みんなくつろいでくれます。」とおっしゃっていました(^-^)

和室は、
・洗濯物を畳む
・小さい子のお昼寝
・雛人形、五月人形などを飾る場
などの様々な使い道、メリットがあるからこそ、自宅に一部屋あると便利なのかもしれません(^o^)


お父様のもう1つのこだわり、無垢材を使うことはM様ご夫婦は当時そんなにこだわってはいなかったとおっしゃっていました。

しかし、無垢材を使って建てた現在「夏は湿気を吸い、冬は放出する」という『調湿作用』を直に感じ、特に暑かった去年の夏は、外から玄関へ入った瞬間、エアコンをつけていないのに「涼しい‼」と感じたそうです。
また、6年経った今でも来客した人が「木の良い香りがする」と言ってくれます!
ともおっしゃっていました。
住んでしまうと、家の匂いはあまり気にならなくなりますが、リラックス効果もある木の香りは、来客された方にも心地よく、居心地の良い空間となっていると思うと、木を使って良かったと、今では思っているそうです(^-^)



フローリングや壁紙と、無垢材や塗り壁を比べてみると、金額的にはフローリングの方が低価格となり、大きな買い物をする家造りでは、なるべく予算を減らしたいもの。
でも、大きな買い物だからこそ 『住んでから』 を考えてみるのも大切な事かもしれません。

M様邸もお父様の 無垢材を使ってほしい と言うご要望がなければ、もしかしたらフローリングの床にしていたかもしれません。
その場合暑い夏の日、家に帰って来た時に感じた涼しさは減少していたかもしれません。

フローリングにはフローリングの良さ。
無垢材には無垢材の良さ。
がありますので、思い込みや理想だけで決めつけるのではなく、
・金額
・それぞれのメリット、デメリット
・住んでから
を想像してみるのも家造りのヒントになりそうですo(^o^)o



M様ご夫婦のこだわりは、家の外観や瓦、キッチンの収納などだったとお聞きしました。

「こんな感じの瓦がいいね」「収納はこんなふうにして、あまり人目に入らない方がいいな」
など、お二人の意見が合ったり、どちらかが思ったりしたら、実際見つけていいな!と思った物を写真に撮らせてもらい、親方のところへ持っていったと言います。
そこから「似たような感じの物が載っているカタログをしぼって見せてもらったので、分厚いカタログを何冊も見ることも、嫌になることもなかったです!」とおっしゃっていました。


「いつか家を建てよう‼」と思っている方がいらっしゃいましたら、家を建てるときに色々決めるのではなく、「ステキだな」「こんなふうにしたいな」というものに出会った時に写真を撮っておくと、いざ家造りを始めた時にスムーズに進む一つの手かもしれませんね(^-^)



そして、工務店のメリットでもあります 『自由設計』 も上手に使っていただき、「この幅の棚を作って、ここにつけてほしい! などの要望も叶えてもらいました(*^^*)」と奥さま。
もちろん配線や建てる条件などもありますので、全てにおいて叶えられる訳ではありませんが、その場合は何十年、何十件と家造りを経験してきた親方、棟梁がいろいろなアドバイスをさせていただくことができます(^-^)/
奥さまがどうしようか悩んでいた玄関のニッチ(飾り棚)も、親方の「作っておくといいよ」というアドバイスで作ったと言います。
「作ってもらったはいいけど、何をどう飾ろう?」と当時は思ったそうですが、今回お邪魔させていただくと、そこにはお子さま達が学校や幼稚園で作ってきた作品や賞状、ご家族で旅行に行かれた時の思い出などが飾られていました(о´∀`о)
お子さま達が作った作品は、可愛らしさだけでなく季節感も演出できたり、ほっこりした気分になれたり…。
今では作品を持って帰ってくると「これ飾って~‼」と、お子さま達から声がかかるそうで、「飾るととても満足そうな顔をしています」と、おもわず奥さまからも笑みがこぼれていました(^-^)


親方と打ち合わせをし、親方も現場に入って作業をしますので、実際にお施主様が現場に来てみて「やっぱりこうしたい」などのご要望にもスムーズに対応ができます!
M様ご家族もよく現場に行き、その場で決めた事も多かったとか。
「あそこはやっぱりこうしたいな」と現場で言ったところも完成した時には要望通りになっていて嬉しかったと言っていただけました(^-^)



6年経ったM様邸。当時よりお子さまも増えて賑やかになり、奥さまは毎日バタバタだとおっしゃっていましたが、ご親戚の方やご友人、お子さまのお友達など、たくさんの方が集う、居心地が良いお家になっていました(*^^*)

奥さま、お忙しいところお話を聞かせていただきありがとうございました。

家造りをご検討の方、ぜひ参考にしてみて下さい\(^-^)/

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